はじめてのシリーズ
はじめてのドレーン管理
■CONTENTS
第1章 基礎編
1 ドレーンとは血液・膿・滲出液・消化液を対外に排出する管のこと
2 ドレーンの管理とチューブの種類,それぞれの特徴を知っておきましょう
3 ドレーン管理,何する?何みる?観察とケアの大原則
4 固定の工夫,あれこれ
5 閉塞・屈曲予防のために観察することは?
6 皮膚のトラブルは長期留置,滲出液の多い場合に要注意!
7 患者指導のポイントは?
● 重要事項穴埋めテスト
第2章 観察とケア編
1 胃切除術後ドレーン
〜濃い血性,100mL/時以上の血性排液は危険度A,即報告!
2 直腸手術後ドレーン
〜排液から便臭がしたら縫合不全を疑う!
3 肝臓切除後ドレーン
〜緑色の排液は胆汁瘻の危険!
4 膵臓切除後ドレーン
〜膵液漏出による大出血に注意!アミラーゼ値1万単位/L以上は膵液瘻
5 胆管チューブ
〜漿液性,1000mL/以上の排液はチューブ逸脱の危険
6 胸腔ドレーン
〜大気の流入厳禁!気体まじりの200mL/時以上の排液に注意!
7 心嚢ドレーン
〜血性排液の持続,凝血塊,排液の急激な減少に注意!
8 脳室ドレーン
〜厳重に圧管理,感染・抜去厳禁!オーバードレナージ時は即クランプ
9 硬膜外ドレーン
〜血性や透明な排液の流出が続くと危険!
10 乳房切除・乳房温存術後ドレーン
〜腋窩部は30〜50mL/日になれば抜去します
● 重要事項穴埋めテスト
第3章 テスト編
1 ドレーンや臓器の名称,どんな手術後の挿入図なのかすぐわかりますか?
2 みて覚える!主要ドレーンの排液,正常/異常な色一覧
3 合併症&トラブル発生!!まず何をする!?それからどうする!?
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