
ブレインナーシング2007年夏季増刊
New 脳神経疾患救急看護マニュアル
■CONTENTS
1章 外来での鑑別と看護
[1]救急外来での鑑別と看護
1 より的確な看護を行うには
2 状況の把握
3 患者が来院したら観察すること
4 バイタルサインの把握
5 神経学も簡単に把握しよう
6 状況の把握のために観察する追加事項
7 救急外来における看護の役割
8 申し送りのコツ
[2]意識障害を伴う病態への対応と看護
1 意識障害とはどんな状態か
2 意識障害のときの観察項目と対応
3 意識障害の原因
4 意識障害の原因を鑑別するためには
5 脳ヘルニア
6 意識障害のそれぞれの原因と特徴
[3]外来での患者の主訴別対応
1 脳神経外科外来・神経内科外来での鑑別
(1)頭部からの出血「頭から血が出ています」
(2)歩行障害「歩けないんです」
(3)頭痛「頭が痛いんです」
(4)めまい「めまいがするんです」
(5)頸部痛「首が痛いんです」
(6)手足のしびれ「手足がしびれるんです」
2章 検査にともなう看護
[1]処置に必要な検査と看護の役割
1 はじめに
2 血液検体検査
3 髄液検査
4 心・循環系検査
5 画像診断(形態的検査)
[2]画像のみかた
1 はじめに
2 脳出血のCTとMRI
3 クモ膜下出血のCTとMRI
4 脳梗塞のCTとMRI
5 おわりに
3章 病棟での急変と看護
[1]頭蓋内圧亢進
1 頭蓋内圧亢進とは
2 頭蓋内圧亢進を引き起こすおもな原因
3 頭蓋内圧亢進時の症状
4 事例
5 アセスメントポイント
[2]けいれん
1 けいれんとは
2 てんかんの分類
3 けいれんを引き起こすおもな原因
4 事例
5 アセスメントポイント
6 治療
7 看護
8 患者および家族指導
[3]不穏・興奮
1 不穏・興奮とは
2 事例
3 アセスメントポイント
4 看護
5 おわりに
[4]呼吸障害
1 はじめに
2 事例
3 アセスメントポイント
4 看護
5 人工呼吸器装着患者の看護・観察
[5]電解質異常
1 電解質異常とは
2 高ナトリウム血症
3 尿崩症の定義と起こる原因
4 低ナトリウム血症
4章 特別なケース
[1]高齢者
1 はじめに
2 高齢者の特徴
3 高齢者に起こりうる脳神経外科疾患
4 脳神経外科疾患における高齢者看護
[2]小児
1 小児の特徴
2 起こりうる疾患
3 応急処置・看護
4 おわりに
[3]合併症(術後感染症)のある場合
1 はじめに
2 術後髄膜炎
3 尿路感染症
4 肺炎
5 おわりに
[4]基礎疾患を有する場合
1 はじめに
2 高血圧を有する患者の看護
3 心合併症を有する患者の看護
4 糖尿病を有する患者の看護
5章 家族への対応
1 はじめに
2 病状説明時の看護師の役割
3 病状受容に向けての支援
4 家族へのサポート
5 社会資源の活用
6 おわりに
サイドメモ・DO NOT・ATTENTION
脳の働きとは
緊急性高血圧症に対する降圧薬の使い方
緊急性高血圧症に対する内服での降圧
低血圧のときに下肢を挙上するとなぜよいのか
脳の痛みの閾値とは
頭蓋内圧亢進
高吸収域・低吸収域
けいれん重積の治療
重傷外傷患者の死亡率
クモ膜下出血の頭痛に対する対処法
頭痛への対処
片頭痛の特徴
片頭痛・群発頭痛の頭痛治療薬
筋緊張性頭痛の特徴
筋緊張性頭痛の治療
混合性頭痛の特徴
頭痛患者の頭痛の感じ方
低髄液圧症候群とは
スタンダードプリコーション
クェッケンシュテットテスト
MRA
付属品に注意
ガドリニウム
画像検査の介助時はこれが大事!
DSAとMRA
rt-PAの効果と副作用
急性硬膜下血腫の画像の特徴
急性硬膜外血腫の画像の特徴
慢性硬膜外血腫の画像の特徴
外傷性クモ膜下出血の画像の特徴
CT値
MRI信号強度
脳梗塞の種類と画像の特徴
T2スター
脳血管障害による死亡率が低下した理由
脳ヘルニア
アニソコリア
頭蓋内圧亢進時の対処
頭蓋内圧(髄液圧)
けんれん重積状態では?
発作中,発作後の意識状態への対応
発作の前兆<
血液ガス
自発呼吸と人工呼吸の違い
血清電解質
けいれん発作時の対処
創感染(手術部位感染)に関する新しい考え方
家庭血圧のはかり方
血圧を下げればそれでよいか?
血圧の変化と脳の血流
エネルギー摂取量の計算法
血糖値はつねに変化する
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